ウクライナ民話の「てぶくろ」というお話をご存知ですか?
絵本にもなっていて、Twitterでも話題になっています。
ウクライナ民話の絵本「てぶくろ」
— 刺繍屋miyako🧵 (@miyakoTTH) March 10, 2022
改めて見ると表紙の模様が刺繍図案みたいでかわいい。
おしゃれぎつねさんの服は刺繍の入った民族衣裳。おしゃれ✨ pic.twitter.com/F4jSRBz1fr
ウクライナのニュースに心が痛むと話をしていたら、娘がウクライナ民話の絵本を見せてくれました。 pic.twitter.com/1gu0x8KDYj
— 岡本こうぞう (@okamotokozo2018) March 5, 2022
他にもたくさんのtweetが投稿されています。
とっても心が温かくなる、素晴らしい絵本です。
ウクライナ人の方々の助け合う民族性がたくさん散りばめられた、とっても子供たちに読ませたくなる絵本です。
今回は、『ウクライナ民話「てぶくろ」の意味とは|共存と発展で平和な世界へ』を解説します。
・「てぶくろ」ってどんな絵本なのかな?
・ウクライナの人たちって、どんな人達なのかな?
そんな疑問を解決します!
ウクライナ民話「てぶくろ」とは?
ウクライナ民話の「てぶくろ」とは、日本では「桃太郎さん」的な有名な民話です。
大まかな物語は、雪山の中で人間のおじいさんが落とした「てぶくろ」の中に、色々な動物が生活に必要な物を持ち寄って、少しづつ「てぶくろ」の中が充実して生活できる家になっていくお話です。
その集まって来る動物たちが個性豊かで、様々な個性を持っています。
しかも、集まって来る動物たちは民族衣装を着ていて、とっても可愛らしく、ほのぼのした気持ちにさせてくれます♪
厳しいウクライナの冬山の中で、色んな動物たちが助け合って厳しい冬で楽しく生活するお話が「てぶくろ」です。
ウクライナ民話「てぶくろ」の意味は?|助け合い共存と発展
ウクライナ民話「てぶくろ」の意味する内容は、『共存と発展』です。
厳しい世の中を生き抜くには、色んな人達が助けない、助け合うことによって、発展していこうという意味があります。
しかし、助け合うためには、お互いの価値観を尊重し、理解し合う必要があります。
育ってきた環境によって価値観は様々であり、簡単に理解し合うことは難しいかもしれません。
時には意見が食い違い、理解し合うために時間が掛かることもあるかもしれません。
でも、厳しい世の中で発展し続けるには、お互いが助け合うしかないのです。
その『共存と発展』を、「てぶくろ」という家を舞台に、動物たちが助け合う物語です。
違う種族の動物たちは、ウクライナの多民族を象徴し、家は国家やコミュニティを意味します。
違う種族でもウクライナの民族衣装を着て、助け合いながら家を作っていく姿は、ウクライナ人の民族性を表しています。
こんな時代だからこそ、子供たちにウクライナ民話「てぶくろ」を読んで欲しいと思います。
ウクライナ民話には「おおきなかぶ」も!
ウクライナ民話には「てぶくろ」以外にも、「おおきなかぶ」もあります。
有名な民話なので、皆さん知っていると思いますが、「おおきなかぶ」を抜くために、おじいさんが頑張りますが、中々抜けません。
おじいさんを助けるために、おばあさんやお孫さん、犬や猫もいっしょに「おおきなかぶ」を引き抜くお話です。
この物語も、意味は「助け合い」です。
きっと、ウクライナは自然環境も厳しく、みんなで助け合わなければ生きていけなかったのだと思います。
この「おおきなかぶ」も「てぶくろ」と同じく、ウクライナ人の民族性を表しています。
まとめ ウクライナ民話「てぶくろ」の意味とは|助け合いで共存と発展
ウクライナ民話「てぶくろ」の意味とは|助け合いで共存と発展」を解説しました。
某国の利己的な思惑から、ウクライナは大きな被害を受けています。
某国の大統領もウクライナ民話の「てぶくろ」をもう一度読んで欲しいと思います。
助け合いで共存と発展することを第一に考えれば、その先には平和な世界が待っているはずです。
ウクライナ侵攻が1日でも早く終わることを、心から願っています。
上のリンクの「てぶくろ」は、CD付きなのでお子さんに読み聞かせが簡単にできるようになっています。
ぜひ、お子さんにウクライナ民話「てぶくろ」を聞かせてあげて下さい。
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